思えばはじまり等はなにもなくて
気持ち等はどこにもなくて

あえて捜さなければ存在すらあり得なかったのじゃないか
なんて気にさせる

押し付けも
甘えも
ひとりよがりも全部

そこに置いていけたら

どこかにいけるのなら

白い花は本当は薄くムラサキに染まっていって
白に見えていたのは一瞬だったなんて
ありがちで笑えてしまう

間違えた名前を覚えて来たのに又忘れてしまった
まぎらわしい名前のあの花

幸せを壊すくせがなぜあるのだろうか
それをくせと呼ぶのだろうか

笑ってうなずけばいいのならそうする
できないからうなだれる

そう育って来たのはほかでもない
自分の責任だ

性格なんて先天性はないと思う
そう決めつけてしまっているだけで
大人になれば治るだなんて時間任せにしていたせいで
幼稚な思考は己を虐げていくのだ

じわじわと重ねる年月に
悪戯に流されていくままでは大人に熟れないなんて
今さら気が付いたところで
こうやって思考をめぐらせて自己防衛してしまう

弱いんじゃない

弱いフリでしかない

したたかで醜い感情をぶちまけて
冷静になってまた思うのだ

「まだ先は長い」

過去私達はなにをもって大人と言わしめたか

未熟なままで成人と呼ばれ
子を育てていく事で自分も育つのだなんて
老いていく身体で初めて思うのだ
自分はいつ成人したのだろうと

あなたは笑うだろうか
そして私の考えをちゃかして言うのだ
「考えずぎ」

そうだね 少し休めて この頭を

考える時間を作らないくらいに騒々しい毎日

いつのまにか年をとり
一息ついて振り返った時になにかあればいいかな

どうどう巡り
明暗分かれ道

今すぐじゃなきゃダメだなんて事
人生の中でほんの少しだ

壊れかけた思考もそのままに
「いつか」でいいのなら答えを出すよ

きっといつか

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滴

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