準夜勤務でした。

夕方の時点で

PEITは終わって無い。
手術患者は5名中3名帰って来ていない。
しかもビドマ−(点滴とか作る作業台)の入れ替えとかっていって
薬剤や明日の点滴がステーション机にだぁーっと出してあり汚い
そんな状況下で

申し送りの途中っからチーフリーダーさんに
「空床確認」の電話。

結局4時/5時と消化器と内分泌内科の患者さんが緊急入院。

日勤さんが残って、オペ迎えとかいってくれたものの。
やれ点滴だ・血糖チェックだ。配膳だ。
バイタルだ・・・

とバタバタしていて

やれやれ・・・と思った矢先に
ターミナルの患者さんが下顎呼吸に入ってしまった

ドクターが運良く当直だったのと、
夕方ラストムンテラ(そろそろ危ないという話し。延命するかとか、家族の意志を確認する)がいっていたこともあり
延命はしない方向でとのことだったけれど
家族がつくまで、最後に会わせてあげるべく
下肢挙上・肩枕・モニター装着

個室は埋まっているし
観察室も空きが無い

仕方なく、処置室へ移動

その横で、なりっぱなしのナースコール。

夕方の緊急入院さんだ。お腹痛いって。
わー。いつもの不穏のおばあちゃんまでコ−ル握りしめてる。
ああああ、徘徊のおじいちゃんの離床センサーがなってる。また一人で歩いて転んじゃうかも!!
え?熱が36度8分もある?いつも平熱は35度5分なのに??
はい・・・。氷枕ですね。お持ちします・・・

そんなやりとりを繰り替えす。

深夜勤務の方が来て
ターミナルの患者さんを申し送って
家族の到着を待てずに帰宅してきた・・・

誰一人、御飯も食べて無い
休憩にも入って無い

あの、緊急入院さえなければ・・・


重症・要注意者にあげていた方だったから
家族も私たちも覚悟は出来ていた。

明日また日勤のスタッフもいたし、ナチュラル(延命無し)だったこともあって
まかせてきてしまったけれど

なんか・・・最後を看取れる病院じゃないよ・・・
大学病院なんて・・・・

なにより。
看取りに慣れてしまって心を持てない自分が嫌いだ

コメント

滴

お気に入り日記の更新

日記内を検索