掃除してたら、パンフ出てきましたシリーズ(笑

1999年・恵比寿で、Aちゃんと観た映画。
洋画版、火曜サスペンス劇場といった感じのストーリーでした
ホテル・ヴィーナスも「青」にこだわった取り方をした映画だといわれていますが
こっちのほうが先で、青は青でも「蒼」
バイパスと呼ばれる技法を使って取っているそうです。
よくわかんないけど(ヲイ)、とても綺麗な映画でした。
そして・・・・暗い・・・
2人の対照的な女性の「青い性」が絡み合うという解説
愛に飢えた、年齢も生き方も違う2人が、お互いを必要としあう
でも、それは危ういつながりで、あっというまに壊れてしまう

オーストラリアの田舎で取られた映画なのですが
火サスなストーリーを、ただの「はらはらどきどき」だけにとどめなかったのは、この「蒼」が効いていると思った

残念ながら、観てからだいぶ経ってしまっていて
最後どうだったっけ????って忘れてしまったんですが
暗い蒼(真夜中の雨の井戸)から一転して
明るい蒼(夜もあけた蒼空の下)にいく、目の覚めるようなラストだったことは確か

音楽は、わざとはずしているみたいです
へスターの聞くクラシックと、キャスリンの聞くガールズ・バンド・ロック
音の上でも、対比させているので
違和感があったシーンありだった気がする

でも蒼が綺麗で
映像で魅せてくれる映画でした
どんどんお洒落に、かわいくなっていくキャスリンも素敵でした

父親と2人暮らしのへスターのもとに、家政婦としてやってきた若い娘、キャスリン。
はじめはジェネレーションギャップでかみあわなかった2人も、一緒に過ごすうちに、互いに新密度を増していく。
父が死に、多額の財産を相続したへスターはキャスリンとの生活にお金を費やしていった。
そんななか、酔ったまま運転した車でキャスリンが男を轢いてしまう。
おびえるキャスリンにかわり、自宅の井戸に男を捨てるへスター。
数日後、近所に空き巣が入ったと聞いた2人は、家のお金が全てなくなっていることに気づき、空き巣は轢いてしまった男で、お金は井戸の中に死体とともにあると考える。
人を殺めてしまったと精神的に追い詰められていたキャスリンは、『男に食べ物を与え、生かしてきた。男は生きていて、その男を愛している』と言い出し、2人の間に確執が生まれる。
外は嵐の大雨。枯れていた井戸の水位が増していく。
男は生きているのか?消えた大金の行方は?
夜が明ける頃、全てが明らかになる・・・・
DVD ジェネオン エンタテインメント 1999/08/25 ¥4,935

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滴

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