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うつの人に対するアプローチ
完全にうつ病の人なら何人も見てきた

病気になったことで、うつが出た人も見てきた

けれど、サラリーマンの鬱って・・・・
抑鬱からはじまる出社拒否や
不眠・食欲減退

大体の欝は「否定」から始まる気がする

頑張って・頑張ってきたんだ
まだ頑張れる
まだ
まだだ
もっとできるはずだ
もっともっと
自分はそんなに弱くないはずだ

そうやって追い詰めてしまって
気がつくと体が悲鳴を上げる
仮面鬱

昼夜逆転
不眠症
偏頭痛
強度の倦怠感
痩せ
神経性胃炎
過敏性大腸炎

どこに出るかはその人しだいで
「頭痛」「倦怠感」「易疲労」で脳神経外科に駆け込む人もいる

そこで「自律神経失調」と診断されても
「採血やMRIすらとってないのに、なんでそんな診断なんだ!」と信用できず
納得できる病名がつくまで病院を点々とする人もいる

企業保健室で仕事を始めてまだ1ヶ月も経っていないけれど
上司に「紹介状もらって医者に行け」といわれてくる人
「鬱なんじゃないか」と自ら駆け込んでくる人
そんな社員さんの多さに圧倒される日々だ

中には「考え過ぎ」の人もいるけれど
完全な抑鬱を発症している人もいる

私は精神科看護の「実際」を知らない

私が病棟でしてしたことは
「真似事」にすぎない

いかに、信用してもらって
いかに心を開いてもらうか

24時間、3交代で傍にいられる
その人の日常を観察していられる
病棟のようにはいかない

家に帰って一人になってしまったその人を
誰が支えるのか
どんな毎日を送っているのか

それはその人からの情報のみとなる

うまく言葉を引き出すアプローチや
傷つけないようにする声かけ

初歩的なカウンセリング能力が問われるけれど
今の私にはそれが備わっているとは思いがたい


いろんな文献が出ているので
すこしづつ、通勤の合間に読んだり、
調べたりしていこうと思います

どこにいっても、看護はあるけれど
「看護のこれだという形」はない気がする
最終形態のない、挑戦

よし。やるぞ!!

コメント

nophoto
まちゃこ
2005年12月14日0:55

やりがいがある仕事見つけたね。
何気ない一言 がその人にとって闇から抜け出すヒントだったりするからね。
持ち前の優しさでいろんな人の支えになってあげてね

nophoto
tiny
2006年1月1日17:48

滴さん、ご無沙汰でゴザイマス☆
しばらく入れずっていうか、入り方分らずスンマセンでした。
企業の保健室、大変ですねぇ。
滴さんの前向きさ、ステキです。
tinyも頑張らなくっちゃ。
今年は同じ試験10月に受けるつもりです。
今年は大台に乗るので、仲間入りです。
どうぞ、今年もよろしくお願いします。
滴

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